ガチガチになって固くなってしまった中途半端に余ってしまっているパンを別の料理にアレンジ&リメイクして美味しく食べましょう!
フレンチトーストやラスクにリメイクされる事が多いフランパンのアレンジレシピですが、それら以外のちょっと変わったレシピを厳選。そこまで手間をかけずに簡単に作れる固いフランスパン活用のおすすめレシピを紹介します。
パッパ アル ポモドーロ(トマト味のパン粥)
https://cookpad.com/recipe/6277299
パッパ アル ポモドーロはイタリアのトスカーナ地方で食べられている郷土料理です。こちらは材料に「固くなったパン」というものがちゃんと指定されていて、まさにガチガチのフランスパン(バゲット)を救済するのにぴったりなレシピ。
パン粥とあるとおり、日本で風邪をひいた時にお粥を食べるように、現地でも体調が悪い時にはパッパ アル ポモドーロを食べるのが定番。また、二日酔いの時にもパッパ アル ポモドーロ!…となっているようで、一度作り方を覚えておくと便利そうな感じ。
作り方もシンプルで、鍋にニンニク&オリーブで加熱した所にカットしたトマトを加えて(トマト缶でも)塩コショウ。煮崩れてきたらスライスしたパンを入れて10分ほど煮込むだけです。
パンでキッシュ
https://cookpad.com/recipe/7403386
フランスパンの上部を切り抜いて、アパレイユ(各種材料を混ぜた卵液)を流し入れたらオーブンで焼き上げるだけ。
ベースのレシピは普通のパンを使っていますが、まわりが固くなったパンを使った方が流し入れる作業等もやりやすく作りやすいです。
中身の具材の変更で色々なアレンジが効きそうな所も良いですね。
固くなったパンのマリネサラダ
https://cookpad.com/recipe/2308882
サイコロ状にカットした固くなったパンを、同じ容量でカットした野菜と混ぜてビネガーやバルサミコ等を加えてドレッシングと和えるだけ。シーザーサラダに添えてるクルトンを巨大化したような感覚で、ザクザクとした食感とさっぱり感が美味しいサラダです。
こちら、いわゆるパンツァネッラと呼ばれる料理のアレンジとなっていて、最初に紹介したパッパ アル ポモドーロと同様に、トスカーナ地方の郷土料理となっています。
トスカーナでは、「パーネ・トスカーノ」というフランスパンのような伝統的なパンがありよく食べられているそうですが、翌日にはすぐ固くなってしまうという特徴が。そこで、トスカーナでは、固くなったパンを再利用するレシピがいくつか開発されていて、「パーネ・トスカーノ」や「パンツァネッラ」が生まれたというわけです。
固くなったパンで作るサバラン
https://cookpad.com/recipe/3752433
サバランは、ブリオッシュ生地にラム酒やキルシュなどの強いお酒やシロップを染み込ませて作る焼き菓子で、たまにパティスリー等のケーキ屋さんで見かける事もあるスイーツです。(昔なつかし系のケーキ屋さんの方が置いてる事が多いかも!?)
通常はブリオッシュ生地で作りますが、こちらのレシピではブリオッシュの代わりに固くなったパンで代用。水分がなくなっている分、よりしっかりとお酒やシロップを吸い込むので美味しそう。
固くなったフランスパンのかりんとう
https://cookpad.com/recipe/2350547
固くなったフランスパンやバゲットを材料に作るお菓子といえばラスクがお馴染みですが、こちらは「カリカリに甘く仕上げる」という発想は同じで、かりんとうにアレンジしたバージョン。
クッキングシートの上で黒糖や蜂蜜をレンチンで溶かした所に、カットしたフランスパンを絡めるだけととても簡単です。
油で揚げてないかりんとうになるので、普通のかりんとうよりも、ちょっとだけ罪悪感が少ないかも!?
「固くなったフランスパン」でどんなアレンジ料理を作った?
朝食は固くなったパンがあったので、フレンチトーストにします。
エチオピアンコーヒーとの相性抜群 pic.twitter.com/hP2RTDAwg2— クニ地球RPG家族 (@earth_rpgfamily) March 28, 2023
固くなったパンを水に浸してサラダの具材に活用するToscana地域の
一口大のパンを水とワインビネガーに浸して柔らかくなったらしっかり水気を切りバラバラにして、トマトや紫玉ねぎバジルなどと和えて塩やオリーブオイルで味付けするだけ。ボリューム美味しさ彩り全てが完璧! pic.twitter.com/tDI0aERfoY— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 14, 2023
固くなったパン→ラスクに変身
シナモン&ブラウンシュガーで揚げパンみたいなちょっぴり懐かしい味☺️ pic.twitter.com/z9heXueTBV
— Nozomi (@132nonn) January 28, 2023
昼は残り野菜とちょい固くなったパンと賞味期限ギリのハムでカルボトースト作った pic.twitter.com/OZ0B5QbYGG
— いたのり (@itanori7) January 4, 2023
朝の片付けしながら、固くなってきた食パンをバターハーブパン粉に。
これを魚に乗せてオーブンで焼くだけで美味しい
食パン2枚、ハーブソルト小さじ1から1と半分くらい、バター15グラムくらいです。バターは冷やしておくと混じります!
固くなったパンの価値が上がるからおすすめ〜 pic.twitter.com/ux0BqTUVM1— 阪下千恵(料理研究家)エプロン&食器の店『ブルーテラス』 (@chie_sakashita) December 4, 2022
たまに食べたくなる
無性に食べたくなる
揚げ物。
本日は、
モッツァレッラ・イン・カロツァ。
馬車の中のモッツァレッラ。
馬車は食パン。1800年代の南イタリアで、固くなったパンと古くなったモッツァレッラの再利用で生まれたレシピ。 pic.twitter.com/1yvmoCadnG
— ようこイタリアの美意識 (@florenceyoko) August 3, 2022
晩御飯は「Pappa al pomodoro(パンのトマト粥)」
固くなったパンをトマトと煮込んだイタリアトスカーナ州の料理
なお分量を間違えて水が多くなりすぎたのでスープっぽくした pic.twitter.com/DPPBKPkwSD
— ミズキ@みずキャンΔ☕️ (@mizuki_human) July 23, 2022
おはようございます
今朝、シェフが珍しく朝食を作ってくれました。なに?珍しいなぁ((゚Д゚;))
って不気味だったけどおいしかったよパンペルデュ。パンペルデュの意味は失われたパン。固くなったパンを美味しく食べる知恵ですね。フレンチトーストです。 pic.twitter.com/uBp48nuL97— パティスリーモンガトウ東大阪❁⃘*.゚長尾久美子•*¨*•.¸¸♬︎(*ˊ˘ˋ*).•*¨*•.¸¸ (@momongatou) June 27, 2022
固くなったパンを水で戻し、茹でたナスなどと捏ねてお団子にして揚げています。南イタリアの郷土料理的なおつまみで、冷めても美味しい。 pic.twitter.com/52XXfN9Ka4
— えり (@cucina_eri) May 23, 2022
固くなったパンがあったのでミルク粥に。北海道産のハチミツ(しころ)をかけた。 pic.twitter.com/pafm5FPP3A
— ケンゴー ☀ (@zubolalala) January 22, 2022
イタリア北部、南チロル地方の名物カネデルリ(ドイツ語でクネーデル)は、固くなったパン、牛乳、卵に、お好みで野菜、ハム、チーズなどを混ぜた団子
コンソメスープやバターソースでいただきます。
寒い季節は寒い地方の料理が美味い pic.twitter.com/ECufarTKm2
— MyBus イタリア【公式】 (@Mybus_Italy) November 28, 2021